
日時:2026年7月5日(Sun) 11:00〜15:00
場所:東京都千代田区神田佐久間町2-15 秋葉原加藤ビル6階
会場:ふれあい貸し会議室 秋葉原No53
最寄駅:JR秋葉原駅・東京メトロ日比谷線秋葉原駅
入場料:500円
入場特典:出店者全員集合!ミニ文集(なくなり次第終了)
小説家・藤井佯(ふじい・よう)が主催する文芸即売会です。 ここでしか出会えない「辺境有機体」的文学が揃います。 全ブース見て回れるくらい、コンパクトに開催します。 きっとあなたを拡張する文学がここに。 辺境有機体、スタートです。
書くことでしか考えられない物事があり、書くことでしか考えられない、そのような生き方がある。 かのものたちは辺境に棲む。なぜなら辺境は、幾重にも重なりあい、いくつもの境界を溶かしあって、一瞬たりとて同じ姿を留めない。 結合、分裂、増殖、融解。 不規則に、不連続に繰り返す、有機体。 辺境は集合する。 そうしてなお個を保ち、個でありながら群である。 書くことでテキストは常に変容しつづける。 書くことで私たちは常に変容しつづける。 書くことで世界は常に変容しつづける。 書くことで「 」は常に変容しつづける。 書くことで、私たちは辺境-有機体となり、私たちの生成するテキストは辺境-有機体となり、辺境-有機体は一瞬たりとて同じ姿を留めない。 句点を置いてもピリオドを打っても終わらない。 一冊の本に綴じても終わらない。 無限の運動はただ辺境-有機体的であることのみを志向し、私たちにリズムを与える。 そのリズムだけが真実だ。 その緩急だけが道標だ。 そのバイブレーションは絶えず私たちに干渉し、私たちはまた姿を変える。 テキストは辺境-有機体的に立ち上がり、私たちの膜を超えて共鳴する。 一冊の本から発せられる信号が、あなたに伝播してゆく。 あなたは自らの真の姿に気がついて、その瞬間に全細胞が刷新される。 あなたは新たな辺境-有機体となって、言葉が、そのもっと奥にあるものが、あなたに応えて再びバイブレーションを送る。 信号は高速でやりとりされて、あなたを震源地として瞬く間に私たちに伝わる。 そうしたことが、同時多発的に起こる。 私たちはいまや、固有の振動を持った辺境-有機体的触媒となって、新たな力に満ちて、互いに通じ合う。 辺境-有機体は終わらない。 テキストは書かれ続ける。 テキストは読まれ続ける。
そして、明日は少しだけ良いものになった。
こんにちは、小説家の藤井佯と申します。私はこれまで自主制作として、文芸誌や、「鳩」「故郷喪失」等の特定テーマのアンソロジー、自作をまとめた短編集を刊行してきました。私はこれまで本を販売する場所として、文学フリマ東京やZINEフェス東京などを選択していました。実際にそうした文芸即売会のイベントは、よく知ってもらえますし、よく売れます。とにかく出店者も一般来場者も多い。数がケタ違いです。自分の作品を認識してもらい、実際に手に取ってもらい買ってもらう。そのための場所として、文学フリマやZINEフェスは非常によく機能していると思います。
しかし同時に、ある時期から私はもどかしさを感じるようになりました。上手く言葉にできない違和感。フィルターバブルに囚われ、「ある程度まで作品が届くが、そこから先に届ける方法が見つからない、それ以上は広がっていかない」というもんにょりとした感覚。 文学フリマ東京の大規模化について、毎回のようにSNSでは賛否の声が上がります。個人的には、文学フリマ東京がここから規模の縮小または維持を行うことは困難であると考えていますし、そのような「大きな場」は必要であると考えています。一方で、もっと「疲れない」「出店者と来場者が交流できる」「セレンディピティがある」イベントが、いま一層求められるようになったと感じます。 アルゴリズムに選別された心地よいだけの言葉は要らない。消費されるだけの即売会ではなく、手渡し、手渡される感覚を復権したい。みな薄々、そう感じているのではありませんか?
「自分の作品が柔らかな壁に阻まれて拡散していかない感じ」「大規模なイベントとは別の道があるのではないかという感じ」、この二つが私の頭から離れなくなりました。 私はフットワークが軽いことだけが取り柄です。すぐに「ないなら自分でつくればいい」という結論に至りました。 目指すのは、ごく小規模で、出店者同士も、出店者と来場者も、互いに交流を持つことができ、そして「来た人を拡張するような、気鋭の文芸だけが並んでいる夢のような文芸即売会」——。【辺境有機体】というイベント名が決まったとき、すべてが動き始めたような気がしました。
初回となる今回は、私の身近にいる「間違いなく今出会うべき文芸の最前線」を集めて開催します。出店者の正式発表は今しばらくお待ちいただきたいですが、私がお声掛けした出店者たちには共通点があります。 それは「書くことによって考え続けている人」であるということ。 ジャンルもやっていることもバラバラだけれども、そこだけは一貫しているのです。だから、【辺境有機体】はノンジャンルの文芸即売会。「書くことによって考え続けたい人」のための文芸即売会なのです。足取り軽く様々にたくらんではあなたを撹乱し、結合したり、分裂したり、増殖したりしながら、一つの生き物のようにうねって侵食していく——この文芸即売会には、まさに「辺境-有機体的」書き手が勢ぞろいします。
【辺境有機体】にはもう一つ特徴があります。 それが「全ブースが必ず新刊を出品する」ということ。 既存の作品が並べられるだけではない。ここがまさに、新しい思考が生まれる場所となるのです。 【辺境有機体】に来さえすれば、必ずあなたを拡張する気鋭の文芸がきっと見つかります。それは、まだどこにもなかった、たった今【辺境有機体】で産声を上げる、まったく新しい文芸。 ぜひ、その誕生の瞬間に、胎動の奇蹟に、立ち会ってください。
私たちはここにいます。辺境からあなたを迎えにやってきました。 このうねりに、祝祭に、あなたも参加してください。
https://YoFujii0705.github.io/bluesky-embed/bluesky-timeline.html
Comming soon……
3ブース回るごとに引ける「くじ」や、全ブースの新刊をコンプリートすることで貰える特別なノベルティを準備する予定です。続報を待て!
2026年4月ごろ告知予定。全15ブース前後になる予定です。
フィルター機能を使ってブースごとにアイテムを絞り込めます。